誕生石の歴史

 

旧約聖書が起源とも・・・古い歴史

それぞれの生まれ月の宝石には意味があり、これを身に着けていると幸せが訪れると信じられています。

誕生石の由来は必ずしも明らかではありませんが、旧約聖書の「エジプト記」に出てくるイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石ともいわれています。また「ヨハネの黙示録」中に理想郷として描かれた聖都の12 の城門の土台を飾る宝石に由来する説もあり、これらはイスラエルの12の部族あるいは12の使徒の象徴とされています。

 

ヨーロッパのユダヤ人宝石商が現代に通じる誕生石を生み出した

現在も宝石の世界を牛耳っているのはユダヤ人です。彼らはナチスドイツをはじめ 昔から迫害の歴史を辿ってきた民族です。そんな彼らにとって小さく持ち運び便利で、資産価値が高く換金性の良い宝石を商売にする人が多くいました。そんなユダヤ人たちが多く集まったのが現在のポーランドでした。そこに多くの宝石商が集まり、ヨーロッパに宝石を販売する際に、現代に通じる誕生石という文化を構築したと言われています。

 

現代版誕生石はアメリカのユダヤ人宝石商によって作られた

これらが現在の誕生石の基礎となったわけですが、その後、誕生石の種類は地域性や時代により他の宝石種に変わり、1912年にアメリカの宝石業界により定められた種類が、今日、日本でも広く知られており、一般に用いられています。

 

以下各国の制定組織と製定年

日本 全国宝石商組合制定(1958年)

フランス ルイズ・タルク女史が制定

アメリカ 宝石小売商組合制定(1912年)

イギリス 貴金属商組合制定(1937年)

 

私たちが普段慣れ親しんでいる誕生石はここ100年ぐらいの歴史の中で育まれてきました。是非お店でもお客様にこういった誕生石の歴史についてもお伝えください。商品をご提案するだけでなく、その石にまつわる様々なお話をお客様は知りたがっていると思います。お客様に魅力的なお話としてこの情報が役立てば幸いです。
 

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