【ターコイズの歴史と知識】

 

 ターコイズの名前はフランス語で「トルコの石」を意味する「ピエール・テュルクワーズ( pierre turquoise )」から来ています。

 しかし実際にはターコイズはトルコでは採れません。

 紀元前5000年という古代からペルシャ(今のイラン)で採掘されていました。

 古代ペルシャではこの石を「勝利の石」という意味のフェロザーと呼んでいました。

 ターコイズはもっとも古くから愛される宝石として有名で、紀元前6000年前の遺跡から発掘されています。

 シルクロード地帯や北アメリカなど幅広い遺跡で発見されています。

 美しいブルーで、加工がし易い点が普及した理由だと考えられます。

 ターコイズが一番有名になったのはアメリカインディアンの部族により珍重されていた点だと言えます。

 アパッチ族。ズーニー族などでは魔除けや幸運のお守りとして広く流通していました。

 ターコイズは水酸化銅アルミニウム燐酸塩で、濃いブルーに茶色の褐鉄鉱や黒い酸化マンガンの筋目が入っていることも多く、ジェムストーンとして評価されています。

 現在世界最高峰の美しいターコイズはアメリカのコロラドにあるスリーピングビューティー鉱山で採掘されています。

 しかし山はすでに閉山しており、今後最高級ターコイズは高騰することが予想されます。

 ターコイズはタンザナイトと並び、12月の誕生石です。

 アメリカの宝石協会が12月の誕生石はブルーが良いとの独断と偏見???でターコイズが選ばれました。

 またアメリカインディアンのイメージも強かったのだと思います。
 



 

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